おすすめオプション

大容量バッテリー
 Libretto用の純正大容量バッテリーはモバイルするには欠かせないアイテムの一つだ。これだけで約2〜3時間程度は稼働できる。新品は2万円近くするが中古での相場は1万円前後と手頃な値段で手に入るので1本は持っておきたい。
 他にエナックスのPowerBatteryも大容量バッテリー以上にバッテリーを長持ちさせるアイテムであり、さらにこちらはプラグを交換することによってある程度の汎用性もある。非常に有効なアイテムだが若干大きく持ち運びしやすいとは言い難い。

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フロッピーディスクドライブ
 リカバリする際やドライバを入れる際に必要なのでなるべく購入することをお奨めする。ある程度環境が整ってしまうとまったく使わなくなるアイテムだが、あれば何かと重宝する。ないと困ることが多いので一家に一台置いておきたい。
 純正ドライブの他、Y/Eデータ製、コニック製、その他、数社から発売されている。お奨めはPCカード部分が切り離せるもの。新しいものはPCカードとケーブルが一体型だが、これは持ち運ぶ際に不便だし、PCカード分離型のものにはDOSで使う際のドライバがPCカード部分に収納されているなど、細かい点で異なっている。

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CD-ROMドライブ
 PanasonicKXL-808AN/KXL-830ANおよびそのOEM製品を推奨する。これはLibrettoSS以降のLibrettoでリカバリCD-ROMドライブとして起動できるためで、それ以上の意味はない。Libretto20/30以外でも使うことを考えるとKXL-808AN/KXL-830ANおよびそのOEM製品がベストな選択といえる。またDOSのドライバも付属しているので、DOSで使う場合にも重宝する。
 この他、PanasonicKXL-820AN/KXL-840ANなどもSCSIカードが付属しているので他の製品を繋ぐことを考えるとこうした製品も選択肢として有効である。またこれらのCD-ROMドライブは東芝謹製の起動FDを使用することによってリカバリCDを使ってリカバリする際にも有効となるはずだ(未確認のため東芝謹製FD購入の際には要調査)。

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ACアダプタ
 Libretto20/30に付属するACアダプタはワールドワイド仕様ではないので海外で使用する際には別途ワールドワイド仕様のACアダプタを購入する必要がある。もしくは変電機が必要なので海外での使用に関しては十分に注意が必要。
 また横河製のACアダプタが小型で非常に持ち運びに便利なのでお奨め。もっともこちらは付属のACアダプタと同じくワールドワイド仕様ではない。

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モデム
 内蔵モデムのように見える3COM(旧USRobotics)製のXJackモデムがお奨め。ドライバもホームページ上で最新のものが手にはいるうえ、ワールドワイド保証なので海外でも安心。もっとも海外でのサポートは英語もしくはその国の言葉でのサポートになるはずなので要外国語。
 またTDKのモデムも海外での使用をサポートしているものがある。XJackはスマートだが、電話線がLibrettoを使用する際、じゃまになるという方にはお奨め。

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LANカード
 メルコ製のものが安くてお奨め。ホームページ上でドライバの更新もあり安心。DOSもサポートしており、Windows以外のOSへの対応もしっかりしている。
 もしくはコレガ製のものもLinux等でサポートされているようなのでLinuxなどを入れたいというLIBRERにはコレガ製も選択肢となるかもしれない。
 RATOC製のR280などはWindows98であれば標準でドライバが入っているのでFDを使ってあとで導入する手間がない。これもなかなかいい。

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サウンドカード
 Libretto20/30の場合、ノーマルの状態ではシステムビープ音以外の音は鳴らない。Libretto20/30には音源がついていないからだが、これは非常に寂しい。PCMCIAのサウンドカードを使うことによって音を出すことができるようになる。もっとも音が出るのは本体のスピーカーからではなく、PCMCIAの先についたユニット経由ということになる。
 音源カードとして一番のお奨めはROLANDのSPC-55だがこれについてはすでに販売が終了しているようだ。MIDI音源としても使用でき、非常にいい音を耳にすることができる。この他にRATOCからSCSIと音源の複合カードなども発売されていた。これについては未だに売っているかどうかは不明。けっこ〜高かった記憶あり。またPanasonicのCF-VEW211であれば本体のスピーカーから音を出すことができる。ただしこちらも販売は終了している。
 現在のところサウンドカードを必要とするマシンがほとんどないということからサウンドカードについては絶望的だと言っていい。あくまでLibretto20/30に関してはメール端末+αとしての使用が適している。

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携帯電話/PHS/H"
 加入電話が伸び悩む中、携帯電話(PHS/H"を含む)市場は非常に大きな成長を遂げている。携帯電話自身がすでにメール端末になっており、契約するだけで簡単にメールの送受信が可能である。
 しかし携帯電話ではメールを受信、読むことは可能であっても、送る際にメールを入力することは至難の技である。また複数のメールアドレスの管理ができないなど、パソコンなどに比べメール端末としての機能はまだ劣っていると言える。これはLibrettoなどのノートパソコンを持ち歩き、メール端末として機能させることでその不足部分を補うことができる。ただ携帯電話自身の機能はともかくとしてもデータの転送速度、料金などによって選択肢は千差万別である。
 現在一番使い勝手がいいのはDDIポケットのH"によるものである。H"自身がPメール、PメールDXといったコミュニケーションの手段に長けているうえ、データの転送速度も速く非常に優秀だ。ただし山岳部など場所によっては弱い部分も多く、安定した使用は都内をはじめとする都市圏の場合に限られる。

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ATAフラッシュメモリカード
 いざというときに持って歩いていて便利なのがATAフラッシュメモリカードである。容量はいろいろあるが15〜32M程度あれば通常使うには困ることはない。ドライバ、その他、必要なデータを持って歩く際に非常に便利である。また最近ではノートパソコンの普及がめざましく、フロッピーディスクのかわりにATAフラッシュメモリカードを使用することも可能になってきている。フロッピーディスクよりも大容量のデータを直接受け渡しが可能になるのでノートパソコン間のデータ交換には非常に有効である。またCFタイプのものであればデジカメなどにも使えるものが多くさらに用途は広がる。SanDisk製のものが一番相性問題当も少ないと言われている。

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GPSユニット
 従来は単なる座標表示機能に毛のはえたような機能しか持たなかったかパソコンGPSの世界だが、最近のパソコンGPSは目を見張るほどの進化を遂げている。これはソフト面だけでなく、アンテナの精度がアップしたことも一因として存在する。
 D-GPS対応のものとしてはI/OデータのPCGPSだけである。しかしもともとの精度が疑問視される声もあり、ここではD-GPS未対応であるが日本電素のGPSR5200をお奨めする。一度測位した後では測位時間が1分未満と非常に高速で(条件によってはそれ以上かかる)、精度も高い。アンテナ部分にはGPS関連では定評のあるSONYのIPS5200を使用し、安心して使うことができる。
 またI/Oポートをつけた状態でシリアル経由で接続するアメリカのGARMIN社のHandyGPSシリーズなどもGPSユニット単体で使用することができ、GPS本来の楽しさを堪能することもできる。ただしこれについては日本で正式発売されているものではないこともあり、アプリケーションの対応が難しいなどの問題もある。

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